クラウド全盛の時代に「Excel×楽天RSS」の自動売買を愛用する理由
泥臭くも堅牢な、デスクトップ上のキメラシステム【第1回】
普段の手帳の話から少し視点を変え、システムエンジニアとしての私の顔をお見せします。
Pythonでのクラウド稼働がトレンドの現代において、私が大切な資金を託す自動売買システムに、あえて時代遅れとも思えるデスクトップ環境を選んだ理由についてお話しします。
なぜクラウドではなく「デスクトップ」なのか
個人投資家がリアルタイムの市況データを安定して取得し続けるには、APIの制限やコストなど見えない壁が存在します。それを突破するための「泥臭い最適解」がここにあります。
🚰 1. 楽天RSSの「圧倒的な情報の蛇口」
最強の味方となるのが、証券会社が提供する「楽天RSS(リアルタイムスプレッドシート)」です。Excelを開いておくだけで、株価データがミリ秒単位で滝のように降ってくる。この太さと無料・無制限の安定感は圧倒的です。
📊 2. 監視ツールとして最強のUI「Excel」
データを蓄積し、計算の途中経過を目視で確認し、エラーがないかを監視する。大切な資金を運用するうえで、歴史ある「Excelのセル」というUIは、人間にとって最も直感的で理にかなった監視モニターでした。
⚙️ 3. 裏側で走る「C#」の処理能力
しかし、ExcelのVBAだけで複雑なアルゴリズムを回すのには限界があります。そこで、情報取得と監視のUIはExcelに任せつつ、その裏側でエントリータイミングの計算等を担う言語として「C#」を走らせるキメラ構成に行き着きました。
トレンドよりも「自分の資金を託せるか」
スマートなコードをクラウドサーバーに置いて24時間稼働させることは、技術者としての憧れでもあります。しかし、実運用においては「手触り感」が何より重要でした。
泥臭くても、確実に動くシステムを。
次回は、このシステムが抱える「泥臭すぎる発注の仕組み」についてお話しします。
プログラマーの方が見たら呆れて笑ってしまうかもしれませんが、それが個人開発のリアルな面白さなのです。